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2012年02月23日

特捜部の調べ

特捜部の調べ

矯正局時代に懸念していた「前例踏襲主義」
私が拝命した頃はまだ明治時代に作られた法律に沿って仕事をしており、
それが影響してか、昔ながらの職場体質が根強く残っていました。
諸先輩方は多少なり違和感を感じていたと思いますが、
「そんなものなんだろう・・・」「事荒立てても・・・」と改善する気は全く無く。

結果2007年、後に法律を変えるきっかけとなった事件が勃発したのです。
思い出すのも嫌になりますが、当時私も事件に関連する現場で勤務しており、
(命に沿い従事していただけですが)
連日特捜部の厳しい取り調べを受けました。
皆さんは当然経験無いと思いますが、相手の土俵での心理戦、
しかもまるで犯人だと決めつける特捜の調べは凄まじいものです。
救急車で運ばれた同僚もおり、並みの精神力では潰れてしまいます。
※勿論私は全くのシロでしたが・・・

この事件をきっかけに矯正の世界は大きく改革されていくことになります。

先のオリンパス事件も斉一ですね。

時代が激動する中で、それまでのやり方が手本にならないことも多々あります。
「温故知新」
先人や諸先輩から学ぶこともありますが、何を受け継いで、どこを変えるのか。
取捨選択する能力が問われるのではないかと思います。


犬の業界もこれまた斉一。

先日この業界をリードしてきたであろう某協会代表の講義を拝聴しました。
学ぶべき点も多かった反面、彼らの中のpriorityにどうしても納得がいかず。
「命の尊さ」のようなことを熱弁されていましたが、
現状の取り組みとあまりにもかけ離れており、根本的業界体質は変わっていません。


過去先人達が世界に向けて犯した過ちは何だったのか?
轍を踏まないためには、思い切って変えていかなくてはならないものもあるような気がします。

それがまさに「前例踏襲主義」ではないかと思います。



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